| Vespaを創った「Piaggio」
1884年 リナルド・ピアッジオによって、イタリアはジェノバに設立された「PIAGGIO」 創立当初は船舶部品の生産会社であった。その後、リナルドが他界する1938年には、列車・バス・自動車・航空機の生産にまで発展していた。当時の航空機生産技術が「Vespa」に生かされていることは有名。しかし、その発展は第2次世界大戦により大きく後退する。
1945年 エンリコ・ピアッジオは新たなプロジェクトとして「パペリーノ」と名づけられたスクーターをリリース。そしてその1年後には、コラディーノ・ダスカニオ設計による「Vespa」が産声を上げたのである。エンジン。それはトランスミッション、ギアボックス、リアタイヤのすべてが一体化されており、モノッコクフレームボディ内部に収められていた。そして片持ちサスペンションを採用した小径ホイールもまた独創的であった。もちろんハンドチェンジ式のギアコントロールシステム、両足をそろえスカートでも運転のできるフロア、フットブレーキ。驚くべきことは、60年近く前の設計が今もなお継承されているところにある。 |