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1999/09/23 第18回 ルーツ・ザ・原チャリ



レース前日、ようやく2台のマシンがセッティングを終えた。(製作者はあまり納得していないが)

 飯田   「やっと出来ましたねー」
 トチハラ 「まあこんなもんやろ!」
 飯田   「でも、明日雨らしいっすよ。レインタイヤ2本しかないっすよ。」
 トチハラ 「俺はS83でいくよ、普段S83やし!あとは気合や!」
 飯田   「でもこっちのマシン見た目いかついけど、あんまはやくないんすよねー。」
 トチハラ 「おいおい、頼むでー。」
 飯田   「まあ、頑張りますよ。」
 トチハラ 「ほな、帰ってねよか。」

RIDERは、加藤さん・竹井さん・斎藤君・三宅君・山田君・栩原・飯田の7人。
レース当日最悪の雨、しかも台風が来ていた。150分耐久の予定だったが90分になった。
朝の8時からフリー走行が始まった。雨はあがるだろうとよんでダンロップのTT91GPをチョイスした。
大馬鹿だった、雨は激しくなっていく一方,風も強くなってきた。
スタート直前雨はどんどん激しくなってきた。急きょタイヤの変更を決定した。
SV-RチームはTT100RAINに、SV-SチームはなんとミシュランのS83
(普段、皆のベスパがはいてるやつ、これしかなかったんだからしょうがない!)に変更した。
いよいよコースイン
雨は上がっている。チャンス!と思いきやまた降り出した。スタート1分前、雨は降る。
そしてスタート!
ルマン式のスタート、スターターはSV-Rが竹井さん、SV-Sが三宅くん。
竹井さんはエンジンがかかる前に1速に入れてしまいエンジンがかからず、大きく出遅れた。
三宅くんは少しかぶらせて、ちょぴり出遅れた。
そして注目のポールショットは、ベスパガレージ八十島さんの黄色ベスパ、かなり悔しい!

1週目の最終コーナー、出走者全員の中で竹井さんが1番最初にこけた!
その後はグリップに苦しみながらも、周回を重ねていった。
一方、三宅くんはマイペースで周回を重ねる。
しかし、八十島さんの黄色ベスパにパスされた瞬間、ちょっとキレタ。
そして、こけた!そしてまたパスされた。しかしこんどはついて行く、結構ねばる、でもこけた!
結局三宅くんは4回こけた。そして20分が過ぎ、SV-Sは2番手の加藤さんにチェンジ。
そつのない走り、こけない、マイペース、やっぱりタイヤに苦しんだ。
30分、SV-Rも斎藤君にチェンジ、斎藤君速い!八十島さんとこと同じペースで走っている。
しかもこけない。すばらしい!しかし、50分が経過した時、突然、斎藤君がピットに戻ってきた。
エンジンストール、まったくかからない。とりあえずピットに入れる。
プラグチェック、別にかぶってない。点火チェック、火花はとんでいる。でもまったくかからない。
結局無念のリタイア。
しかし、レースはまだつづく
SV-S3番手、山田君にチェンジ、めちゃめちゃマイペース。
実は彼、普段はトモスに乗っていて、1週間前からベスパに乗る練習を始めた。えらい!

SV-R3番手に乗るはずだった僕、乗れない。というわけで、SV-Sの4番手。
SV-Rに乗れない悔しさによる激走。タイヤが滑ろうが、アクセルはゆるめない。(うそ)
でもこけまくったので実は遅い。そしてアンカーのトチハラさん、霧で前が見えない。でも走る。
ブレーキがきかない。でも走る。
そしてチェッカー。

なんとクラス2位
レースが終わって表彰式、”ミニ&レジャーオープンクラス第2位 SV-S!!” びっくりした!
でもすごい、おめでとう!
しかーし今回、エントリーをミスってしまって八十島さんたちとは違うクラスになってしまっていた。
ちなみに八十島さんのところは2位、3位でした。おめでとうございます。
もしいっしょのクラスだったら負けていた。しかーし次は負けない。
(壊れない)もっと速いマシンを作るぞ!もっともっとベスパが参加したら良いのに。
ベスパクラスとかが出来るかも?

写真撮影:大竹、水谷
レポート:飯田


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